退職代行って、逃げなのかな…?使っても良いのか自信が無くなってきた…。
世の中には「退職代行サービスなんて認めない」と主張する人が一定数いるのは事実。不安な気持ちになるのは無理もありません。
でも大丈夫。退職代行は決して逃げでも甘えでもない理由と、使うべき人、使うべきでない人の特徴をまとめました。
最後まで読んでいただけると、退職代行に対する捉え方が整理されているハズ。もっと自信をもって利用して良いものなんです。
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経歴|元教育者で人材大手出身。自身も度重なる転職経験を持つ。30代既婚。
スタンス|自身が退職で苦労した経験から、退職希望者の悩みに寄り添った丁寧な解説のもと、安心して利用できる退職代行業者を厳選してお伝えしています。
退職代行サービスの利用は逃げでも甘えでもない
退職代行サービスには、「逃げ」や「甘え」という言葉は似合いません。
上司や同僚はもちろん、たとえ家族や恋人にどう思われようと、あなた自身に抵抗があろうとも、使うべき状況は確実に存在しているんです。その理由を、順番にご説明していきますね。
退職代行は市民権を得ている選択肢の1つ
世の中に「退職代行」というサービスが広く知れ渡ったのは、2017年設立の「退職代行EXIT」がキッカケとも言われています。
大々的なメディアへの露出を果たし、特に若者に対する認知度が劇的に上昇。一気に市民権を得ました。
もちろん、そうは言っても非常に斬新なサービス。退職代行の意義が深く浸透しているとは言えません。利用者も数万人規模にまで膨れ上がりましたが、身近な経験者は少ない状況でしょう。
でも、時代はすぐに移り変わります。
パソコンが一般家庭に普及し始めた1995年の時点で、メール連絡やネットサーフィンを積極的にしていたのは限られた人達だけでした。それが今や、1人1台スマホを持つのが当たり前ですよね。
退職代行も同じです。素早く良さを見出せる人もいれば、まだまだ追いついていない人もいる。10代や20代だけでなく、30代や40代の利用者も増えていますから。時間の問題です。
「退職を代行するなんて、けしからん!」などと考えるのは、昭和の古い価値観に縛られている企業戦士くらいでしょう。
どうしようもない状況で利用する最後の切り札
どうしようもない状況って、生きていれば誰にでも起こり得ます。
セクハラやパワハラがなぜ起こるかというと、誰も逆らえないからです。会社の抑止力も機能していないからです。体調不良にも、なりたくてなる人なんていません。誰もが健康を望んでいます。
もし、必死に我慢し続けている状況なのに「それでも甘えるな」などと言う人がいるとしたら。その人は「自分なら退職代行なんて必要ない」と感じているに過ぎません。
完全に無視でOKです。その人が使わなければ良いだけのこと。自分一人ではどうにもならないと感じたら、解決できる人に任せましょう。切り札は、使うためにあるんですから。
自分自身の健康や人生に責任を持てるのは自分だけ
それでも、もし以下のように考えてしまうとしたら。
- お世話になってきたのに申し訳ない…
- ここで代行なんて依頼したら「自分に負けた」気がする…
- やっぱり周りにどう思われるかを考えるとゾッとする…
改めて、よく考えてみてください。
何ヵ月も何年も、今の地獄の日々が続いて良いですか?
簡単に癒えないトラウマを抱えることになっても良いですか?
周りがどう思おうと、何を言われようと関係ありません。退職代行の利用を誰かにわざわざ言う必要もないですし、利用したことが新しい職場に広まることもありません。
何を差し置いても、あなた自身の健康を第一に考えて判断していきましょう。
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退職代行サービスを使うべき人
続いてお伝えしていくのは、退職代行を「利用した方が良い人」ではありません。「利用すべき人」です。
これまで数多くの人が、実に様々な角度から苦しんでいて。あなた自身に当てはまる部分が無いか、確認していきましょう。
すでに体調不良を起こしている人
すでに体調不良を起こしている場合には、問答無用で今すぐ、その職場から離れるべきです。
- 気分の落ち込みがひどい
- 業務に全然集中できない
- 眠れずに朝を迎える日が増えた
- 食欲が全然ない
- 生理不順が改善しない
他にも、下痢や吐き気などの症状が出ることもあります。耐えがたい精神的な苦痛も。その場に居続けたら、心も体もボロボロに…。
そうなれば、さらに事態は悪化。冷静に考えることも出来なくなり、悪循環が進みます。早々に対応すべきです。
自分から退職を切り出せない人
どれだけ考え抜いて退職の意志を固めても、上司に伝えられなければ、状況は一切変わりません。
でも、上司に退職を切り出すのが、最もハードルが高かったりもするんですよね。ただでさえ忙しそうにしている中、2人きりでの面談を設定。退職を考えていることなんてすぐに伝わってしまいますし…。
責任をもって取り組んでいる日々の業務や、残される同僚への負担も気がかりだったり。お世話になった時期を思い出すと躊躇う気持ちが出ても不思議ではありません。
今日も言えなかった…
明日こそ…
退職の意志自体は固いのに、いつまでたっても退職できないのは、あまりにつらい。長引く前に、助けを借りてでも区切りをつけましょう。会社にとっても、その方が助かりますから。
法律を無視した働き方を続けている人
時間外労働を際限なく繰り返したり、有休を一切取っていなかったり。無茶な働き方をしていると、様々な面で支障をきたします。
- 知らず知らずのうちに体調を崩す
- あるとき急に気持ちが折れる
- 会社の考えに染まり過ぎ、自分の意志で退職に踏み切れない
気づいた時には手遅れであることも珍しくありません。
ふと我に返った時に「自分の置かれた状況がおかしい」と感じたら。動き時です。
各種ハラスメントを受けている人
各種ハラスメント。相手の意に反する行為により、不快な感情を抱かせることを意味します。広く認知されたハラスメントに対しては、徐々に法整備も進められつつあります。
- パワハラ(改正労働施策総合推進法≒パワハラ防止法)
- セクハラ(男女雇用機会均等法)
- マタハラ(育児・介護休業法)
他にも、モラハラ(モラルハラスメント)やジタハラ(時短ハラスメント)なども。世界的に理解が進んでいるとはいえ、まともな感覚を失っている職場も多いとされていますよね。
こういったハラスメントは、やはり個人の力で防ぎ解決するのが容易ではありません。他人も環境も、そう簡単には変化してくれませんから。
不快な状況を打開する一番の解決策は、職場を去ることです。
退職の意志にまともに取り合ってもらえない人
意を決して伝えた退職の意志を踏みにじる上司は、一定数存在しています。
- 人手不足なんだから抜けられたら困るよ。分かるだろ?
- 辞めたいなんてウソだろ。他で通用すると思ってるの?
- 次のプロジェクトが終わったら考えるよ。あと一年待って。
こちらの立場が弱かったり、強気で言い返さないのを良いことに、言いたい放題。たびたび訴えかけてもマトモに話をきいてもらえないなら、退職代行に依頼して強行しましょう。
なお、バックレや無断欠勤だけは絶対にしてはいけません。こちらが不利になりますから。
退職代行業者から連絡があれば、上司もコトの重大さに気づきます。人生の貴重な時間を、黙って奪われっぱなしにしてはいけません。
退職代行サービスを使うべきでない人
当てはまる人は多くないとはいえ、退職代行サービスに依頼すべきでない場合が存在します。念のため、確認しておきましょう。
絶対に円満退職をしたい人
もう十分理解されているでしょう。退職代行を利用すると、円満退職は不可能です。違法性が全くないとはいえ、「一方的」と感じられるのは避けられませんから。
今後も、会社の人たちと良好な付き合いを、これまで通りの関係性を望む場合には、代行業者を利用すべきではありません。縁は切れてしまう覚悟をもっておきましょう。
ただ、退職した後でも会社の人と付き合う気なんてありませんよね。むしろセイセイする。仲の良い人がいるとすれば、自然と関係は維持されるものです。
重要な役職に就いている人
ごく一般的な従業員である場合には気にする必要ありませんが、もし「あなたの突然の退職によって会社に多大な実害がもたらされる」なら。代行業者を利用すべきではありません。
もちろん、退職をして損害賠償請求をされるのは非常にレアケース。訴えを起こす会社側の負担もバカにならないので、諦めてくれる場合ばかりです。
それに、「退職代行の利用」が原因で請求されたケースは、聞いたことがありません。
それでも大丈夫か不安な場合は、退職代行業者の無料相談で尋ねましょう。過去の事例に基づき、対応可能か答えてくれますよ。まず大丈夫だと言ってくれるハズです。
まとめ|退職代行サービスは最後の切り札!遠慮は一切無用
ここまでで、退職代行は決して逃げでも甘えでもない理由と、使うべき人、使うべきでない人の特徴をご説明してきました。ご自身に当てはめて、じっくり考えてみてくださいね。
ただ、「退職代行」が頭をよぎっている以上、使うべきタイミングは「今」です。
どうか手遅れにならないうちに、一歩踏み出してみてください。誰に遠慮する必要もありません。
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以下の記事で、当サイト「退職代行サマライズ」イチオシの退職代行サービスをご紹介!参考にしてみてくださいね。
退職代行サービスについてまだよく知らない場合は、以下の記事を通じて理解を深めましょう!
最低限コレだけでOKな『必須知識』を網羅!
誰もが悩んだ『よくある疑問』を徹底解決!
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退職代行の利用に、遠慮や偏見は一切不要。仕事で疲れ果てたあなたが、早くご自身の充実した生活を取り戻せますように。同様の経験をした身として、心から願っています。