
退職代行サービスがスゴいのは分かるけど、やっぱり不安がチラホラ…!何に気をつけるべきなんだろう。
何事も、初めてだと不安が尽きないもの。「退職」という重要事項を任せるなら、なおさらですよね。
でも大丈夫。退職代行のデメリットと、過去のトラブル事例をガツッとまとめ上げました。
最後まで読んでいただけると、そもそも退職代行がもつデメリットの解消法と、どう対策をすればトラブルが防げるのかを把握できますよ。決して恐れる必要はありません。
以下の記事も併せて参考にしてみてくださいね!


二階堂 誠
経歴|元教育者で人材大手出身。自身も度重なる転職経験を持つ。30代既婚。
スタンス|自身が退職で苦労した経験から、退職希望者の悩みに寄り添った丁寧な解説のもと、安心して利用できる退職代行業者を厳選してお伝えしています。
退職代行のデメリットと解消法
退職代行サービスを利用すると、直接会社とやり取りをせずに退職できます。その成功率は100%。耐えがたいストレスから一刻も早く離れるための切り札として支持を得ています。
しかし、全くデメリットがないわけではありません。退職代行を利用するなら必ず誰もが考慮しておくべき点を、3つご説明します。解消法と併せて頭に入れておきましょう。
円満退社がさらに遠のく|退職代行のデメリットと解消法①

退職代行を利用すると「円満退社」はあり得ません。
会社側からすると完全に寝耳に水ですから。同僚から花束を渡されて、労いの言葉をかけられて…などといった、ひと昔前の寿退社のような光景を目にすることはないでしょう。
とはいえ、そもそも「円満退社」なんて滅多にありません。転職をするにしても、要は「今の職場では満足していない」ことを意味しますから。
もちろん、円満ではなくとも、退職代行を利用したあなた自身が滞りなく退職手続きを進めること自体はできます。会社の人にどう思われようと、もう辞める身。完全に割り切りましょう。
数万円レベルの費用がかかる|退職代行のデメリットと解消法②

退職代行には、数万円レベルの費用がかかります。安いものだと1万円台からありますが、3万円程度が相場。弁護士に依頼するとなると、5万円以上です。若者には決して安くない金額でしょう。
ですが、退職代行で得られるものはとても大きく…。
- 取得しないまま退職するところだった有給休暇がとれる
- 退職を言い出せずに溜まっていくストレスが消え去る
- 容赦ない日々の激務からすぐに解放される
お金の面では、有休の取得や労災申請ができるなら実質無料とも考えられます。退職代行を利用しなければ得られなかったお金ですから。
また、上司との退職面談や、顔を合わせての引継ぎといった地獄のやり取りをする必要もありません。心身の健康を守れるという意味でも、数万円レベルの価値は確実にあると断言できます。
悪質な退職代行業者が存在する|退職代行のデメリットと解消法③

どの業界にも、「悪徳業者」は存在しているもの。退職代行サービスにおいても、決して例外ではありません。
- お金だけ振り込んだら連絡がつかなくなる
- 法律違反の業務を行う
- こちらが伝えたことを何の説明もなく実行しない
- 法外な追加費用を請求してくる
こういった業者の話はチラホラ耳にしますが、ただでさえ慎重に行うべき退職。悪質な業者に騙されたくありませんよね。
対処法は、判断するための知識や情報を得ること。コレに尽きます。
当サイトでは、全体で百を超える業者の中から厳選し、信頼できる業者のみを扱っています。あなた自身に合った適切な選び方も説明していますので、心配いりません。
退職代行のトラブル事例と対策方法
続いて、退職代行の利用で「人によっては起こり得る」トラブルの事例をみていきましょう。
いずれも、事前に把握しておけば適切に対処できます。退職代行業者に依頼する前の段階でザッと確認し、実際に依頼をするときにも改めて読み返してみてください。
なお、トラブルの解消には「交渉」が必要となる場合が多いです。公務員である場合や、訴訟や金銭が絡む請求なら弁護士一択なので、ご注意を。
アクション | 労働組合 | 弁護士 | 一般企業 |
---|---|---|---|
即日対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
会社への通知 | 〇 | 〇 | 〇 |
会社との交渉 | 〇 | 〇 | ✖ |
金銭請求や訴訟対応 etc. | ✖ | 〇 | ✖ |
料金相場 | 2.5~3万円 | 3~9万円 | 1~5万円 |
退職に全く応じてもらえない|退職代行のトラブル事例と対策方法①

会社や上司によっては、以下のような考え方に基づき「退職なんて認めない」と突き返される場合があります。
- こんな忙しい時期に退職なんてあり得ない!
- お前を育てるのにどれだけ時間とお金がかかったと思ってる。
ただ、こういった意図の発言は、あくまでも社員だからこそ向けられるもの。退職代行業者から連絡をすれば素直に応じられることがほとんどです。
それでも「辞めさせない」と言われるような場合でも、交渉ができる「弁護士」か「労働組合法人」が運営する退職代行業者であれば大丈夫。
厳密には「退職させない」などという主張が通ることはありませんが、退職にまつわる各種手続きに支障をきたす恐れがありますから。対応は必要です。

有給休暇の取得を拒否される|退職代行のトラブル事例と対策方法②

もう辞めるのだから有休なんてとれるはずがないだろう
たしかに、退職代行を利用して辞めるような状況。会社としてはなるべく費用負担を抑えたいのは分かります。
でもそれは、あくまでも根拠のない会社側の勝手な理屈。労働者の権利ですから、有休は消化できます。
退職の旨を伝えてから実際に退職が完了するまでの間に全て消化できるように、退職日を設定しましょう。「交渉」が可能な業者へ依頼すれば、良きようにやり取りをしてくれます。

退職金が支払われない|退職代行のトラブル事例と対策方法③

まず前提として、お勤めの会社に退職金制度があるのか、しっかり確認してくださいね。会社によっては完全にゼロだったり、「確定拠出年金」が退職金の役目を担っている場合があります。
会社の就業規則に退職金制度がある、またはそれに近しいお金が慣習として支払われている場合、会社はあなたにも支払う義務が発生します。
それでも未払いなのであれば違法。弁護士へ相談しましょう。ただ、以下のような場合には、はじめから弁護士が運営する退職代行サービスへ依頼をすべきです。
- 普段からお金周りの不備が多すぎる
- 無給での休日出勤が当たり前
- 上司から各種ハラスメントを受けている
労災の申請や金銭が絡む請求があるなら、弁護士一択です。

給料や残業代が支払われない|退職代行のトラブル事例と対策方法④

いわゆる「ブラック企業」と呼ばれる会社では、各種給料の未払いが横行しています。割増賃金がうやむやにされていたり、無給での出勤が常態化していたりも。
給料や残業代の未払いは完全に違法です。疑われる場合には、弁護士に依頼をしてガッツリ交渉してもらいましょう。追加費用がかかることもありますが、回収できるお金の方が大きいです。
泣き寝入りする前に、まずは相談をしてみましょう。

必要書類が送られてこない|退職代行のトラブル事例と対策方法⑤

円満でない退職であっても、必要な書類は会社からしっかり送られてくる場合がほとんど。
退職手続きをしっかり終えられないと、会社としても負担が大きいためです。健康保険や厚生年金などの社会保険料は、日頃から会社が一定の割合を支払っていますよね。
時折あるのが完全なる嫌がらせですが、その場合でも「必要書類を送るよう」業者を介して会社へ伝えましょう。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 健康保険資格喪失証明書
- 源泉徴収票
- 年金手帳
いずれも大事な書類。手元にないと手続きが滞ります。

損害賠償請求をされる|退職代行のトラブル事例と対策方法⑥

退職時に損害賠償請求をされるのは、会社に対して明らかに多大な損害を与えた場合のみ。適切な業者に依頼をすれば「退職代行」の利用自体は全く問題ありません。
損害賠償を請求される恐れがあるのは、以下のような場合です。
- 業者を通じて正式に求められたにも関わらず、引継ぎを全くせず会社に実害をもたらした
- 無断欠勤など勤怠の乱れが著しく、業務に支障をきたし続けた
- 顧客の個人情報を故意に漏えいさせた
- 社外秘の技術を不正に持ち出し他社へ提供した
- 退職に伴い、力のある社員を強引に引き抜いた
- 会社の経費による研修や海外留学を終えてから、すぐに退職した
ただし、損害賠償の請求や訴訟を起こされる可能性は非常に低いです。過去に例がありません。取締役などの経営幹部でない「イチ従業員」を責めても、会社としても得られるものが少ないから。裁判の費用も労力も、とても回収できません。
もちろん、よほど被害額が大きい場合にはあり得ます。心配な場合は弁護士へ具体的に相談しましょう。

家族や身元保証人に連絡がいく|退職代行のトラブル事例と対策方法⑦

ただでさえ心労が絶えない中、あまり話せていない家族に退職の連絡がいったらと思うと…ゾッとしますよね。とても面倒です。何を言われるか分かりません。
会社が連絡をするのは、以下のような場合です。
- 本当に社員本人が退職代行を依頼したのか確認したい
- コネ入社など、そもそも会社と何かしらの繋がりがある
- ただ単純に心配して様子を知りたい
- 家族や身元保証人に確認しないと不安なことがある
- 完全に嫌がらせ
連絡を防ぐ方法はただ一つ。あなた自身へも含めて、「業者以外には絶対に連絡しないよう」会社へ伝えてもらうのです。
強制力があるわけではありませんが、予め念押ししておくだけで随分変わるもの。可能な対策はしておきましょう。

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退職代行サービスを利用すべきでない人
退職代行サービスは、仕事で悩める若者にとって間違いなく便利で有用なサービスです。ただ、中には利用すべきでない場合がある点にご注意を。
なお、客観的に考えて「退職は自分で伝えた方が良いよな…」なんて思う必要はありません。仕事上のつらさや辞めづらさは、あなた自身が決めることですから。
次に挙げる場合だけは、退職代行の利用を控えることを検討しましょう。
重要な役職に就いている人|退職代行サービスを利用すべきでない人①

重要な役職や役割を担っている場合には、よく考えましょう。要は「あなたの突然の退職によって会社に多大な実害がもたらされる」場合を避けるべきなのです。
- 役員などの経営幹部
- 自分1人だけの社内SE担当
- 財務責任者
こういった重要な立場にある人が突然会社から消えると、経営が傾く恐れすらあります。退職自体はできますが、損害賠償請求は避けたいですよね。
とはいえ、黙って無断欠勤をするより遥かに賢明な選択です。不安な場合は、必ず退職代行業者に事前確認をしましょう。

「自分が抜けると経営が傾く」と思うなら事前相談を!
デメリットやリスクへの覚悟と対策ができない人|退職代行サービスを利用すべきでない人②

退職代行の利用によって、円満退社がさらに遠のいたり、社内の人間との付き合いが失われる恐れは十分にあります。また、適切に業者を選ばないと、悪徳業者に捕まったり、円滑に手続きが進められないことも。
様々に知識を得ることで不安を限りなくゼロに近づけられても、世の中に「絶対」はありません。その覚悟と、予め打てる対策をする気が全く無い場合には、退職代行は利用すべきではありません。後悔することになります。
ただ、退職代行の利用で受けられる恩恵は計り知れず。あまりに怯える必要もありません。
デメリットやトラブル事例と解消法に関してここまで読み進めているあなたなら、きっと真剣に考えられていることと思います。問題ないでしょうが、念頭に置いておきましょうね。

あまりに楽観的で人任せにするタイプなら、要注意!
まとめ|デメリットやトラブルを熟知し、適切な業者を選ぼう!

ここまでで、退職代行の利用によるデメリットやトラブル事例と解消法、場合によっては利用が不向きである旨をご説明しました。
ただし、この記事の内容を把握できていたら、心配し過ぎる必要もありません。デメリットには適切な捉え方を。トラブルには事前知識と対策を。適切に向き合いましょう。
退職代行サービスは、仕事を辞めづらいあなたのための切り札。イザという時に頼れる味方ですから。
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以下の記事で、当サイト「退職代行サマライズ」イチオシの退職代行サービスをご紹介!参考にしてみてくださいね。
退職代行サービスについてまだよく知らない場合は、以下の記事を通じて理解を深めましょう!


退職代行の利用に、遠慮や偏見は一切不要。仕事で疲れ果てたあなたが、早くご自身の充実した生活を取り戻せますように。同様の経験をした身として、心から願っています。